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旭川市でスノーダクト式屋根のメンテナンス、費用相場を徹底解説!

この記事を見ていただいている方は、

「落雪の心配がない屋根を検討したい」
「スノーダクト式屋根のメンテナンス方法やタイミング、費用感ついて知りたい」

といったことをお考えではないでしょうか?

スノーダクト式の屋根は、降雪量の多い地域に多い屋根のタイプになります。

降雪地帯では、雪下ろしが必要となりますが、雪下ろしの手間、隣の建物との距離により雪を屋根から落とせないことや、雪下ろしの際に足を滑らすなどして発生する事故対策のために、スノーダクト式屋根が採用されています。旭川市も、降雪量が多く、積雪が1mを超えることもあり、スノーダクト式屋根の建物が存在しています。

しかし、スノーダクト屋根は雨漏りやすがもれが多く発生し、不具合が多かったため25年~50年ほど前から使われなくなり、今となっては新しく設置することは非常に少なくなっています。

この記事では、無落雪屋根について、スノーダクトの仕組み、メンテナンス方法、費用相場などを詳しくご紹介いたします。

雪を屋根の上で処理をするタイプの屋根のため、期待する機能が発揮されないと雨漏りのリスクが大幅に高まります。快適な生活を送れるよう役立つ情報をお届けいたします。

 

スノーダクトって何?

スノーダクト(スノーダクト式屋根)は、無落雪屋根(雪が自然に屋根から落ちるのを防ぐ屋根)の一種であり、屋根に積もった雪を安全かつ効率的に処理するための設計が施された屋根です。

 

無落雪屋根の種類は3つ

この記事では、スノーダクト式屋根の説明をメインにさせていただいていますが、無落雪屋根には複数の種類があります。無落雪屋根の種類について、それぞれご紹介します。

 

スノーダクト式屋根

この記事のメインであるスノーダクト式屋根は、雪が自然に屋根中央部にあるダクトに集まり排出されるため、手作業による雪下ろしが不要で、とても安全な無落雪屋根です

また、落雪事故を防ぎ、屋根周囲の安全性を確保できます。さらに、屋根の真ん中に雪を溶かし流すため、屋根の端から水が垂れず、つららが発生しにくいのも特徴となります。

しかし、定期的なメンテナンスが必要で、怠ると詰まりや凍結のリスクになります。特に、屋根中央部のスノーダクト部分にゴミが溜まりやすく、そちらの撤去やスノーダクト部分に落ち葉やゴミなどが入らないように設置されたカバー(すのこや金属)の劣化や破損、雪を溶かした水を下に流すパイプの破損を常に注意する必要があります。

 

フラット屋根

フラット屋根は、屋根の勾配が平らであるため落雪が起きず、雪下ろしがあまり必要ない屋根です

その一方で、雨水の排水が難しく、溜まった雨水や雪が原因で水漏れや屋根の損傷が発生するリスクがあります。また、積雪や水はけの悪さによる問題が生じやすいため、定期的な点検と適切なメンテナンスが必要です。


写真|【旭川市】サイディング交換工事・屋根塗装工事 | ケエブズIFC株式会社

 

ストッパールーフ

スノーストッパー屋根は、傾斜がついた屋根でも雪が落ちないよう雪止めがついている屋根です。

これにより落雪事故や建物への衝撃が減り、住まいの安全性を保つことができます。また、雪が均等に溶けやすく、屋根材の損傷を防ぎます。スノーストッパー屋根も定期的なメンテナンスが必要です

 

スノーダクトの仕組み

屋根の形状として特徴的なのは、中央部分が谷のように凹んでいる「M字型」や「逆V字型」の構造をしています。屋根に積もった雪が、ヒーターや生活排熱で温められ、スノーダクトにゆっくりと溶けた雪が流れるようになっています

無落雪屋根は、様々な種類がありますが、通常の屋根と反対に、外側から内側向け角度がつけられておりM字状になっているため、滑落や落雪のリスクが少ないとされています。

 

スノーダクト式屋根の構造について

ここでは、スノーダクト式屋根の構造についてご紹介します。

< スノーダクト式屋根の構造について >

1. 屋根タルキ・下地板の設置
2. 屋根下地材の上に断熱材を敷きダクトの形を形成
3. ダクト工事実施
4. フェルト(防水シート)を隙間なく敷き詰める
5. 板金張り付け

 

以上の手順により、スノーダクト式屋根は設置されます。

表面から、塗膜、金属、防水シートと防水層が形成されていますが、塗膜の劣化、金属部分のつなぎ目などから水が浸入することで、断熱材や下地板を腐食し雨漏りや、カビの発生の原因となってしまいます。

そのため、定期的なメンテナンスが必要不可欠です

まずは建物診断で屋根の状態をチェック!
当店は専門家による診断が無料です。ぜひご利用ください。

 

スノーダクト式屋根で起こりやすい屋根トラブルについて解説

最初に記載していた通り、スノーダクト屋根は不具合が多かったため25年~50年ほど前から使われなくなりました。現在は不具合を直すためにシート防水を行うか、屋根ごと変えてしまう方法もあります。

そこで、まずはスノーダクト式屋根で起こりやすいトラブルをご紹介します。

雪詰まりによる
雨漏り・すが漏り
排水機能が低下し、氷となり排水路をふさぎ、雨漏り・すが漏りを引き起こすことがあります。
施工不良によるトラブル スノーダクトの設置が不適切な場合、コーキングやカバーの劣化、ゴミの詰まりなどが原因で、雨漏り・すが漏りが発生することがあります。
経年劣化 スノーダクトの部品が経年劣化すると、錆が進行し、穴があくことで雨漏りする可能性があります。また、落ち葉などを防ぐためにすのこを使用している場合、破損によりダクトをふさいでしまう恐れもあります。

 

スノーダクトのメンテナンス方法は?費用相場も紹介

スノーダクトは、雪や雪解け水を効率的に排出するための大切な設備です。

しかし、「M字型」や「逆V字型」になっているため、落ち葉やゴミが詰まりやすく排水が出来づらくなり、屋根上に水が溜まって、すが漏れや雨漏りの原因になる場合があります。そういったすが漏れや雨漏りを止めるためには、屋根のメンテナンスを行う必要がありますが、自分で屋根に上ると転落などの危険を伴います。

そのため、必ず専門業者に依頼しましょう

スノーダクトのメンテナンス方法はシート防水が主流となります。スノーダクトの屋根から全く新しい屋根に交換する方法もありますが、屋根の構造自体を変える大きな工事となるため、費用や工事期間が多くかかります。そのため、屋根自体を変える工法でメンテナンスする方は少なく、工事期間が短いシート防水の工法が主流となっています。

 

シート防水

シート防水とは、既存の屋根をそのままに、厚さ1~2.5mm程度の合成ゴムやプラスチックの防水シートを貼り付けて、屋上全体を覆う防水工法です。

シート防水のメリット・デメリットと費用相場をご紹介いたします。

 

メリット・デメリット

メリット
  • ・屋根の上が水や雪でいっぱいになっても、防水のため屋根のすが漏れ
  • ・雨漏りが起きない
  • ・耐久年数が約20年と長い
  • ・雪を下す必要がない
  • ・破れても修理が簡単(パッチで補修)
デメリット
  • ・シートが薄いため、破けやすい
    (鋭利なものだと破ける)

 

費用相場

シート防水の費用相場は150万~250万ほどです。(工事面積80㎡~120㎡の場合の目安)

屋根を工事するには、足場を建てることが必須となりますので、費用が高くなります。

 

費用を抑える方法

シート防水は150万円~となかなかすぐに手を出せる金額ではありません。こういった工事は必要不可欠になりますが、費用の問題で先延ばしにする方もいらっしゃるでしょう。

そういった方のために、費用を抑える方法をご紹介いたします。

 

火災保険が適用になるケースも

火災保険で、自然災害によって屋根が破損してしまった場合に、その修繕費に保険金がおりることがあります

例えば、台風や雪害によって破損し、シート防水工事が必要になったとします。シート防水に200万円かかるとすると、その一部が保険金として下りることもあるので、ぜひ申請することをオススメします。申請には、決められた調査が必要となりますので、詳しくはご契約している保険会社にお問い合わせください。

火災保険に関する情報はこちらの記事をご覧ください。

関連記事 ▶プロタイムズ旭川店 | ブログ
『 旭川市で雪害(雪災)に遭ってしまったら!火災保険の適用条件、申請方法について 』

 

利用できるローン情報を紹介

高額なリフォームになるため、リフォームローンを利用される方も多いです。住宅ローンと併用して利用することもできますので、現金を手元に残しておきながら工事を行なうことができます。

ローンは実際の総額としては安くはなりません。

しかし、工事費用が貯まるまで劣化や雨漏りした状態をそのままにしていると、修理する場所や内容が増え、費用がより高くなります

当店のリフォームローンをご利用いただくことで、劣化を放置してから修理する場合と比べ、費用を抑えられるケースがほとんどです。当店のリフォームローンは、月々1万円台から計画的な返済が可能です。

▼当店のリフォームローン情報はこちら

▼お問い合わせ先はこちら

 

スノーダクト屋根リフォームで信頼できる業者選びのポイント

せっかくスノーダクト屋根をメンテナンスしたにも関わらず、トラブルが起きてしまっては不安ですよね。しっかりとした施工を行なってくれる信頼できる業者選びのポイントについてご紹介いたします。

 

施工実績が豊富

スノーダクト屋根の修理工事の実績が豊富な業者を選びましょう。実績が豊富であれば、高品質な施工を行なってくれるでしょう。

また、万が一不具合が起きてしまった場合にも、その原因をいち早く突き止め、適切な対処を行なってくれるため安心です。

 

有資格者が在籍

屋根工事をはじめ、塗装やその他建築施工管理に必要な資格を持っていると安心して依頼ができます。

< 持っていると安心の資格 >

・一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士
・一級建築塗装技能士、二級建築塗装技能士
・外装劣化診断士

 

資格がなくても工事を行なっている業者も多く、品質が信頼できるかは、適切な知識と経験を持った有資格者が在籍しているかで判断できます。

弊社は上記の資格を保有しているメンバーが多く、安心して工事をお任せいただけます。国家資格保有者が最後まで工事をチェックし、提供しておりますので、ぜひ安心してご相談ください。

〇資格を持っているスタッフをチェック

 

地域密着型でアフターフォローが迅速丁寧

地域に根付いた施工店は、何かトラブルが発生した際にも迅速に対応してくれます。近隣に拠点があるため、アフターフォローも迅速です

また、地域密着型の業者はその地域特有の気候や環境条件に精通しているので、気候変動による影響や冬の積雪対策など、細かい点に配慮しながら施工を行ってくれます。

さらに、地域のコミュニティ内で仕事をしているため、評判や口コミが非常に重要になります。このため、地域密着型の業者は丁寧で誠実な対応を心がけることが多く、信頼関係を築きやすいです。

 

口コミ、評判が良い

ホームページなどでお客様アンケートを掲載していたり、評判が良い業者が安心です。コミュニケーションを密にとってくれる業者であると判断できるためです。

プロタイムズ旭川店では、お客様アンケートの結果をホームページ上で公開しています。

 

相見積もりを取る

複数社に見積もりを取ることで、相場を客観的に判断することができます。工事サービスの違いなどを比較して、より品質が高い業者を選ぶことができます。

ただし、業者によって提供しているサービスが異なる場合があるため、相見積もりをとって一番安いからと言ってすぐに契約することはやめましょう。

工事内容や単価・対応などをしっかり比較して、自分に一番合った業者を選びましょう

 

旭川市のスノーダクト屋根|点検・施工はプロタイムズ旭川店へ

スノーダクト屋根は、無落雪屋根の1つで、最も落雪の危険性が低いものです。

しかし、すが漏れや雨漏りの不具合が多く、現在はシート防水でメンテナンスされる方がほとんどです。メンテナンスを行なわないと、すが漏れや雨漏りなどにとどまらず、大きなトラブルを引き起こす原因となりますので、必ず業者に依頼しましょう。

スノーダクト式屋根のメンテナンス費用の相場は、150万~250万ほどです。(工事面積80㎡~120㎡の場合の目安)

相見積もりを取ることで、自宅の工事費用の相場感を知ることができます。スノーダクトについての改修と設置を検討している方は、まずはプロタイムズ旭川店へお気軽にお問い合わせください。

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