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旭川市で快適な住まいを|寒冷地の戸建て住宅のおすすめ換気システムについて

 

スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

旭川市のリフォーム・外壁塗装・屋根塗装専門店 プロタイムズ旭川店・ケエブズIFC株式会社です。

 

旭川市は寒暖差が激しく、快適な高気密・高断熱住宅が必要不可欠となってきています。

高性能な住宅ですが、高気密・高断熱である分換気が重要で、現在では健康・安全のためと住宅の劣化を抑えるために24時間換気が義務化されています。

 

換気システムは種類があり、建築会社によって推奨しているものが異なる場合も多々あります。

そして、どれを選んだら良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、旭川市の気候に合った換気システムについてご紹介し、健康で快適な暮らしを送れるよう必要な情報をお伝えいたします。

 

 

 

換気はなぜ重要?

現在、すべての住宅において「24時間換気システム」の設置は、シックハウス対策として法律で義務付けられています。

特に高性能な高気密・高断熱住宅仕様である旭川市の地域性において、特に換気は重要です。

参照:国土交通省 「建設基準法に基づくシックハウス対策について」

 

旭川市の気候の特徴

 

旭川市は非常に寒暖差が激しい気候で、1日に10度以上の気温差があることもあります。

8月の平均気温は21.2度、1月の平均気温は氷点下7.0度と、1年でも寒暖差が大きいです。2021年8月には、最高気温37.9度を記録し、1902年には日本最低気温の氷点下41.0度を記録したこともあります。

 

また、真夏日(最高気温が30度以上)10.9日、真冬日(最低気温が0度未満)73.7日、年間雪日数は151.5日となっており、積雪も多い地域です。

 

このような過酷な環境下で、住宅の高断熱化は快適な住まいに欠かせないと言えます。高断熱な住宅では、比較的夏は涼しく、冬は暖かい状態が昼夜維持されます。

 

適切な換気が重要な理由

住宅の気密性が高まったことにより、建築材料から出る化学物質が原因で起こる「シックハウス症候群」が問題となりました。その対策として、2003年以降の住宅には全てに計画的な換気を行なう装置の設置が義務づけられました。

 

計画的な換気の基準として、2時間で家全体の空気を全て入れ替えることが可能であることが条件となっており、現在の住宅では24時間換気が導入されています。

 

換気を行なう理由

換気を行なうことは、健康維持、住宅の劣化防止などに役立ちます。

 

 

結露、カビの発生を防ぐ、住宅の劣化を抑える

室内に湿気が溜まる、もしくは壁内に湿気が溜まってしまうと結露やカビが発生しやすくなります。カビは健康にも悪影響で、壁内に発生してしまった場合は対処が難しくなります。

さらに、湿気を溜め込む住宅は、内部の木材などの劣化を招いてしまうこともあり、住宅の寿命を大幅に短くしてしまいます。換気システムを導入した住宅は、湿気を適度に排出し、これらの問題を未然に防ぎます。

 

ウイルスの滞留を防ぐ

換気を行なっていない空間では、ウイルスが空気中に滞留し感染リスクを高めてしまいます。家族で風邪を共有しないためにも換気システムが役立ちます。

 

シックハウス症候群を防ぐ

住宅に使用される建材や日用品から発生する化学物質が原因で起こる病気で、頭痛や喉の痛み、目がチカチカするなどの症状が現れます。

原因物質は、ホルムアルデヒド、揮発性有機化合物(VOC)、一酸化炭素、二酸化炭素、窒素酸化物などになります。これらのホルムアルデヒドを代表する原因物質を含まない建材などが開発、使用されているので、換気システムを導入した今の住宅では心配する必要はあまりありません。

 

アレルギー発症を防ぐ

 

ハウスダストという目に見えない小さな汚れが、アレルギー源となりアレルギーを発症してしまうことを防ぎます。衣類の繊維、花粉、ダニの死骸、細菌など、換気によってこれらも軽減してくれます。

 

一酸化炭素中毒を防ぐ

暖房器具によって一酸化炭素が発生し、空気中の一酸化炭素濃度が0.02%(200ppm)以上になると健康被害が出始めます。旭川では、エアコンだけで過ごすことは難しいため、灯油ストーブなどを併用することから換気は非常に重要です。

 

これらの理由からも、換気は快適な住まいに非常に大切なものになります。

 

 

【基礎知識】住宅の換気について

 

換気について調べていくと、第一種換気、第三種換気などの言葉が出てきて、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。

ここでは、換気の種類、24時間換気についてご紹介いたします。

 

換気方法の種類

換気形式は、主に第一種、第二種、第三種換気の3つになります。

簡単に、吸気と排気の際に、それぞれ機械的に行なうか自然に行なうかの違いがあります。

全て自然に換気を行なう形式は、第四種換気となります。

 

・第一種換気

第一種換気とは、給気口・排気口のどちらにも換気扇を設置し、空気の入れ替えを能動的に行なう方法になります。機械制御によって効率的な換気を行なうことができます。

熱交換システムを導入できるのは、第一種換気となります。熱交換システムは、室内外の温度差を無くしながら換気を行なうことができる機械になります。

 

・第二種換気

第二種換気は、給気口のみに換気扇を設置する方法です。空気を取り込む力が大きくなり、室内の気圧の方が高い状態となります。そのため、室内の古い空気が押し出されて排出されますので、窓やドアを開閉した際に、排気されるように空気が流れます。

衛生的な室内環境を維持しやすく、クリーンルームや食品工場、病院の無菌室などで使用されます。

しかし、住宅ではあまり採用されていません。気密性の低い部分があると、室内の湿気を含んだ空気が壁内に入り込み、結露が発生し家を傷めてしまうためです。

 

・第三種換気

第三種換気は、排気口のみに換気扇を設置する方法です。第二種換気の反対の換気方法になります。空気を排出する力が強く、湿気が溜まりにくい特徴があります。第一種換気よりも導入コストも比較的かかりません。

 

24時間換気とは?

住宅の24時間換気システムは、第一種もしくは第三種換気で、年中換気扇を回しているものになります。

24時間、空気を自動循環させることで、2時間で家全体の空気を入れ替えるという要件を満たしていることが基準として設けられています。

 

24時間換気は、空調が多少効きにくくなる、花粉などの外部の汚染物が入る、音が気になるなどのデメリットもありますが、高気密・高断熱住宅には不可欠、義務化されているものになります。

 

 

旭川市におすすめの換気システムは?

旭川市で住宅を検討されている方に、おすすめの換気システムをご紹介いたします。

ここでは、住宅に採用される第一種、第三種換気について特徴を比較してみます。

 

各換気システムのメリット・デメリット

 

換気方法 メリット デメリット 補足
第一種換気 ・熱交換換気で熱損失を防ぐことができる

・フィルター設置で、外気の汚れを取り除くことができる

・換気を制御しやすい

・コストが高い

・定期的なメンテナンスが手間

・ランニングコストも高い

ダクトレスタイプを導入し、コストを抑え、清掃も不要にしたものもある
第三種換気 ・コストが安い

・ランニングコストが低い

・外気の影響を受けやすい

・第一種換気より省エネ性能に劣る

ローコスト系の住宅はほとんどが第三種換気の場合が多い

 

旭川市で最適な換気システム

熱交換換気システムを導入した、ダクトレス式の第一種換気がおすすめです。

熱交換換気装置は、室内の熱を逃さず、外気を室内温度に近づけて給気するものです。ただ換気を行なうだけでは外の寒い空気が入ってくるため、住宅の換気による熱損失は約30%と言われています。

熱交換換気装置は、外気温の影響を最小限にしてくれます。熱交換換気を導入しないと、第一種換気でも暖房が効きにくく、寒い室内環境となってしまいます。

 

また、ダクト式の場合、導入コストが高く、定期的な清掃も必要となるデメリットがあります。ダクトレスの第一種換気は、コストを抑え、ダクト内の清掃も不要となります。

 

 

失敗しない換気システム選びのポイント

換気システムは、住宅の構造、間取り、予算などを総合的に加味して決める必要があります。

 

施工会社とまずは相談

換気システムは、お家づくりを進めていく中で施工会社と相談することになります。

換気方法の優先順位を、施工会社と事前に相談して決めておくことをおすすめします。

なぜならあれもこれも両立した住宅は、構造や予算に無理が出てしまう場合があるためです。

 

信頼できる建築会社を選ぶポイント

 

実績、口コミ、評判が良い

地域での施工実績が豊富な施工会社は、多くのお客様が選んでいる(選ばれる理由がある人気店)、経験豊富なため技術力がある等、信頼できる会社であることが多いでしょう。施工実績が少ない会社は、あまり工事を行なっていなかったり、出来てから間もない会社の場合もあります。10年、20年と長持ちするための工事ですので、将来も依頼できるような実績のある会社を選びましょう。施工実績や資格・許可については、施工会社のホームページで確認できます。丁寧な対応をしてくれるかどうかは、口コミサイトなどの評判を見てみましょう。

 

相談に対して丁寧な対応かどうか

気になる点などがある場合は、施工会社に直接問い合わせをしてみましょう。

的確な答えが返ってくるのか、工事についての知識が豊富でメリット・デメリットどちらも隠さずに答えてくれるのかも確認が必要です。スタッフや職人の知識や態度なども見ることができますので、併せてチェックしておきましょう。

 

 

 

後付けで換気システムを導入することはできる?

後付けで換気システムを導入することも可能です。

第一種換気で熱交換換気を設置していない場合には、熱交換換気だけを後付けすることも可能で、第三種換気でも給気口を利用して、ダクトレスタイプの第一種換気を設置できる場合もあります。

ただし、住宅の構造、性能によって、最適な導入方法が異なりますので、必ず事前に調査を行なってからどのような工事を行なうかを決めましょう。

 

 

旭川市で住宅換気システムなら、地域密着のプロタイムズ旭川店・ケエブズIFC株式会社におまかせ

旭川市のような厳しい環境では、高気密・高断熱住宅などの快適な住まいが欠かせません。

換気システムは、義務化されているだけでなく、快適な生活には必要なものです。

第一種換気、第三種換気にはそれぞれメリット・デメリットがあり、予算やライフスタイルなどを総合的に考えた選択をしましょう。

適切な換気が行われていないと数多くの不具合が生じますが、換気を適切にリフォームすることでこれらの不具合を防ぎ、施工箇所を長持ちさせられるケースも少なくありません。

 

換気工事をご検討の方は、プロタイムズ旭川店・ケエブズIFC株式会社にお気軽にご相談ください。

 

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