旭川市で雪害(雪災)に遭ってしまったら!火災保険の適用条件、申請方法について
2025年02月21日(金)
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
旭川市の外壁塗装・屋根塗装専門店 プロタイムズ旭川店・ケエブズIFC株式会社です。
「数十年に一度の大雪で住宅被害が多数発生し、自宅も被害を受けた」
「建てたばっかりなのに雪で住宅の一部が破損してしまった」
「古い家だけど雪害で破損した場合保険は使えるのか」
など
大雪になることもある旭川市では、住宅に被害が出てしまい、屋根や外壁、カーポートなどが破損してしまうことがあります。
実は雪害による被害にあってしまった場合は、火災保険によって補償される場合があります。火災保険は、火災だけでなく風災、雹(ひょう)害、落雷、水災などの補償も行なっており、雪害も含まれています。
この記事では、旭川市で雪害に遭ってしまった際、補償される範囲について、注意点やデメリット、申請方法などについて詳しくご紹介いたします。
火災保険で補償される雪害(雪災)とは?
「火災保険って、火事のときだけの保険じゃないの?」
実は、雪による被害もカバーしてくれます。それが「雪害補償」です。
火災保険の補償内容
火災保険では、火災以外にも下記のような自然災害に対して補償を行なってくれます。
保険商品によって内容は異なりますので、ご契約の保険証券を確認しましょう。
災害の種類 | 主な事由 |
火災 | 住宅が火災の被害に遭ってしまった |
風災 | 台風や突風によって住宅が破損した |
雪害 | 大雪などで住宅が破損した |
雹(ひょう)害 | 雹によって住宅が破損した |
落雷 | 落雷により火事になった、落雷で家電が壊れた |
水災 | 川が氾濫し、床上浸水してしまった |
雪害補償とは?
火災保険に含まれる補償の一つで、雪の重みで家が壊れた場合や、雪下ろし中の事故によるケガなどを補償します。
◎具体的にどんな時に役立つ?
・大雪で屋根が壊れた
・雪の重みで雨樋、カーポートが破損してしまった
・雪崩に巻き込まれ、建物が破損した
・雪が原因で雨漏りしてしまった
・門塀が落雪により壊れた
・つららに当たって、外壁が破損した
など
保険内容によっては、家の中にある家財も補償対象となります。
被害を受けてしまったものを直すためにかかった費用が保険金として補償されます。
屋根葺き替え工事などの大規模な修繕が必要になった場合には、100万円~300万円の費用が保険金として下りることもあります。
加入前に必ず確認!
火災保険の内容は、保険会社や保険商品によって異なりますので、加入前に必ず確認しましょう。
旭川市の方では、基本的には雪害補償も含まれているものに加入しているかと思いますが念のため確認しておきましょう。
補償されないケースもある!注意点は?
火災保険では全てが適用されて、保険金が下りるというわけではありません。
火災保険で補償されない雪害のケースを、具体的な例を挙げて解説いたします。
・施工不良による破損
・経年劣化による損害
・免責金額以下のもの
・故意の破損行為
・保険期間外 (被害に遭ってから3年以上経過して申請した場合) など
事故が発生してから3年以内に申請を行なわないと補償されません。
事故が発生した際には、できるだけ早急に対応を行ないましょう。
雪による外壁への影響についてはこちらでもご紹介しています。ぜひご覧ください。
関連記事 ▶旭川市で外壁を雪から守る方法は?劣化を放置するリスク、プロの対策について
また、専門のお店に調査依頼・相談してみるのもおすすめです。
当店では外壁塗装に関する無料相談を承っております。
火災保険に関する不安や疑問もぜひご相談ください。
▼ご相談・お問い合わせいただいてからの流れはこちら
火災保険を使うメリット・デメリット
もしかしたらデメリットもあるのでは?と不安な方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、火災保険を使うことによるメリットとデメリットについてご紹介いたします。
メリットについて
火災保険に加入し、保険金請求を行なうメリットは以下になります。
・経済的負担を減らし、破損を修理することができる
・急な出費にも保険金で対応できる
・家財の補償も適用される場合がある
・雪害、雹(ひょう)災、風災など幅広く補償される
保険申請によるデメリットはある?
保険申請によるデメリットは、基本的にはありません。
「よくある質問」
Q 何度も申請しても大丈夫?
A 何度申請しても、保険金が下りなくなるなどのデメリットはありません。
同じ箇所を破損してしまった場合でも、再度申請することができます。
また、年間の申請回数の上限などもありません。医療保険のように何日間などの制約もありません。
Q 保険金請求をすると保険料は上がる?
A 自動車保険のように、保険請求を行なうことで、保険料が上がるということはありません。火災保険を使ったことがあるからといって、更新時に保険料が割増になることはありませんのでご安心ください。
例えば、3,000万円の火災保険で、500万円の保険金を受け取ったとします。この場合、500万円を受け取ったから、残りは2,500万円とはならず、同じ3,000万円の保険価額のままです。これは「保険金額自動復元方式」と言います。
しかし、全損である場合は保険金額自動復元方式は適用されません。
以上のように、保険金請求をすることによるデメリットはありませんので、万が一雪害に遭ってしまった場合には、必ず請求を行ないましょう。
被害に遭ってしまったときに備えて加入しているものですので、保険金でしっかり修繕を行ないましょう。
雪害で火災保険を請求する手順を解説
雪害の被害に遭ってしまった場合、どのように火災保険を申請すれば良いのか具体的な手順を解説いたします。
(必要なもの)
・保険証書
・見積書
・被害箇所の写真
・保険金請求書
(保険申請の流れ)
↓保険会社に連絡、申請書類の送付を依頼
↓施工会社に見積もり依頼
↓施工会社の現地調査、見積もり作成
↓被害箇所の写真、見積書、申請書類を火災保険会社に送付
↓保険会社の調査
↓保険金支払い
火災保険の申請については、サポートを行なってくれる会社もあり、被害箇所の写真、見積書をわかりやすく準備してくれます。
保険金の振り込みまでは、申請からおよそ2週間~1ヶ月程度となります。
見積もりに関しては、足場代などの修理に必要な工事項目はすべて含まれたものを作成しましょう。審査が通った場合には、保険金も工事に必要な費用はすべて下ります。
雪害で火災保険が適用になった事例と金額
実際に、雪害による被害にあった際に行った工事内容、支払われた金額についてご紹介いたします。
事故の内容 | 工事内容 | 支払われた保険金額 |
積雪が原因で屋根が歪んでしまった | 足場架設、屋根葺き替え工事 | 約200万円 |
雪の重みで雨樋が歪んでしまった | 足場架設、雨樋の一部交換 | 約30万円 |
雪の重みでカーポートが破損 | カーポート交換工事 | 約80万円 |
雪崩によって門塀が破損 | 門塀交換工事 | 約25万円 |
積雪による屋根の損傷で雨漏りが発生 | 足場架設、屋根葺き替え工事、内部補修 | 約250万円 |
雪解け水による床上浸水(水害として補償) | 家財補償 | 約100万円 |
火災保険では、工事金額に応じて全額が補償される場合もあり、非常に頼れる保険です。大切なお家を守るためにも、火災保険の加入は必須です。
外壁塗装会社は保険請求サポートの強い味方!
火災保険の請求は、手続きが複雑で、専門知識も必要となるため、個人で行なうのは大変です。
そこで頼りになるのが、保険請求サポート体制の整った外壁塗装会社です。
雪害による火災保険申請にも、知識と経験があり、スムーズに申請作業を行なってくれます。場合によっては、保険会社の調査に立ち会うこともあります。
信頼できる外壁塗装会社を選ぶことは、保険金請求をスムーズに進めるだけでなく、安心できる工事にも繋がります。
当店では外壁塗装に関する無料相談を承っております。火災保険に関する不安や疑問もぜひご相談ください。
火災保険を利用した悪徳業者に注意
火災保険を悪用する業者もいますので注意が必要です。
いくつかその手口についてご紹介いたします。
保険金が下りる前に工事を始める
「保険金が下りるから工事をすぐにやった方が良い」と迫り、火災保険の申請を行なってからすぐに契約を進めてきます。
しかし実際には、保険金が下りることはなく、お客様は自己負担で工事金額を支払わなければいけなくなります。
保険金がしっかり振り込まれてから、施工会社と契約を結び工事を開始しましょう。
保険金詐欺
自然災害による被害でないにもかかわらず、あたかも雪害によって破損したと嘘の申請を保険会社にする行為です。
場合によっては、保険契約者も罰せられますので絶対に施工会社の言うとおりにしないようにしましょう。
以上のように、「火災保険を利用すれば、リフォームは無料でできます」などと広告を出したり、営業してくる会社には注意しましょう。
火災保険を悪用した営業を行なっている悪徳業者は、のちのちさまざまなトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。
旭川市で雪害に遭ってしまったら|火災保険サポートはプロタイムズ旭川店へ
雪害は、住宅にとって大きなダメージを与えてしまうこともあり、その修繕費用は高額になることもあります。
そこで火災保険は、修繕にかかる費用を補償してくれるため、非常に頼りになるものです。
保険申請によるデメリットは特になく、保険金が下りたからといって、保険料が高くなることもありません。
万が一の備えのために加入しているものですので、被害に遭ってしまった場合には速やかに申請を行ないましょう。
火災保険の申請は、見積書や被害箇所の写真を準備する必要があります。
申請サポートを行なっている施工会社であれば、安心して任せることができます。
当社は、雪害による火災保険申請サポートを含めて、屋根工事、塗装工事など幅広く施工を行なっておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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