旭川市で特に気を付ける「凍害」を外壁塗装で防ごう
2025年03月07日(金)
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
旭川市の外壁塗装・屋根塗装専門店 プロタイムズ旭川店・ケエブズIFC株式会社です。
寒い季節には、どこにでも起こる危険がある「凍害」は、外壁に著しいダメージを与えてしまいます。
凍害は、屋根やサッシ周りからの水の侵入や外壁の経年劣化が原因となり発生するものですが、特に経年劣化が原因のものについては、定期的な外壁のメンテナンスが凍害を起こさないために必要です。
凍害が起きてしまった場合には、なるべく早急に補修工事を行なわないと、外壁材から水の侵入が発生し、内部の腐食や雨漏りを引き起こすことにつながることもあります。
この記事では、特に寒冷地で起きやすい凍害について、原因、症状、修繕費用などについて詳しくご紹介いたします。
旭川市で特に注意したい「凍害」とは?
外壁に何かをぶつけたわけでもないのに、大きく破損してしまっている部分を見つけたことはありませんか?
それは凍害の恐れがあります。寒冷地では特に凍害が発生しやすいため、リスクを知り、なるべく凍害を起こさないようにするためのメンテナンスが重要です。
凍害とは
凍害とは、劣化した外壁材に吸収された雨水が、低い外気に晒され、内部で凍結した際に体積が膨張することで起こる現象です。凍害の症状にはひび割れがあり、ひび割れは経年劣化などによっても起こりますが、凍害によって大きなひび割れが発生することもあります。
外壁表面の小さなひび割れに雨水が浸入し、それが氷となることで体積が増え、ひび割れを大きくします。
旭川市は凍害が発生しやすい
旭川市の気候は、1月の平均気温が氷点下7.0度となっており、1902年には日本最低気温の氷点下41.0度を記録したこともあります。
非常に厳しい寒さの冬は、外壁内部の水分が凍るためには十分な気温です。そのため旭川市では、凍害が発生しやすいと言えます。
凍害を放置するリスク
凍害が起きてしまい、放置してしまうと以下のリスクがあります。
外壁の著しい劣化
凍害が一度発生すると、内部が外に露出してしまい水の侵入を防ぐものがなくなってしまうため、外壁の劣化は早まります。また、外壁表面が剥がれることで、その部分は全く防水性能がない状態になります。そのため、雨水を常に吸収するようになり、劣化をさらに早めてしまいます。
雨漏り
凍害によって、外壁の一部に穴が開いたり、水を吸収するようになってしまうと、内部に雨水が浸入してしまいます。雨漏りは内部を腐食します。また、断熱材は水に濡れるとしぼんでしまい、断熱性能が失われてしまうため、暖房効率が下がってしまうこともあります。
内部の腐食
雨漏りが進行し、内部構造の腐食も進んでしまいます。外壁の一部分の凍害によっても、放置してしまうと住宅内部が腐食し、耐久性が著しく低下することもあります。
凍害を放置すると、その部分だけの補修で済んだものも、内部の補修工事までが必要となり修繕コストが高くなるリスクもあります。凍害になったら素早く対処することが大切です。
凍害の原因
凍害の原因は、経年劣化によることが多いです。
外壁表面は、紫外線により塗膜が劣化してくると、雨水を吸収するようになります。水分を吸収・乾燥を繰り返すことでひび割れが発生することはもちろん、そのひび割れに浸入した雨水がさらに凝固し、体積が増えることで外壁材を破損させてしまいます。
凍害を未然に防ぐためには、外壁塗装が最もコストを抑えた凍害の修理方法になります。定期的な塗装工事は、住宅を長持ちさせるだけでなく、快適な暮らしを送るために必須な工事です。
→凍害かも?と思ったらまずは専門の塗装会社に診てもらうことがおすすめ。プロタイムズ旭川店・ケエブズIFC株式会社では、プロによる無料の「お家の健康診断」を行なっています。凍害でお困りの方はぜひご相談ください。
凍害が発生した場合の対処法・工事
ここでは、窯業系サイディングの場合を例にして、凍害が発生した場合の対処・工事方法をご説明します。
正しい知識を持っておくことで、塗装会社の提案にスムーズに対応し、適切な依頼ができるようになります。
部分補修(初期の劣化症状の場合)
一度、凍害が発生してしまった場合、完全に元に戻すことは難しいですが、凍害による被害がまだ小さく、初期の劣化症状の場合には、部分補修で十分な場合があります。
ひび割れなどが発生した部位に、パテ埋めやコーキング補修を行なう方法です。部分的に破損した箇所に、防水性を持たせる応急処置になります。
ただし、外壁内部に含まれた水分が残っていると、またすぐに同じ症状が発生してしまいますので注意が必要です。
外壁材を張り替え+外壁塗装
凍害が起こってしまった場合には、その部分の外壁を張り替える工事が主に行なわれます。張り替え工事をすることで、傷んだ外壁は撤去し、新しい外壁材がお家を守ってくれます。
また、張り替え工事をする際には、外壁の塗装が劣化し、全体的に防水性も低下している時期です。そのため、一部の張り替えと全体の外壁塗装工事を同時に行なうことが一般的です。また、新しい外壁材の色味も異なるため、外壁塗装をすることで色を統一することができます。
*同じ外壁材でも、経年劣化によって古い外壁は色褪せしているため、色に差が出てきます。
凍害の補修・外壁塗装の費用は?
凍害が起こってしまうと、補修費用が余計にかかってしまいます。劣化を放置せず、できるだけ早く工事を行なうことが大切です。
凍害の補修費用相場
・バテ埋め、コーキング補修 約1万円~5万円
・一部張り替え工事 約5万円~15万円
※足場が不要な箇所の工事の場合
外壁塗装工事も同時に行なう場合は、上記の補修費用を上乗せしたものが合計費用となります。
外壁塗装の費用相場
40坪の戸建て住宅を外壁塗装した場合の費用相場です。
塗料グレード | 外壁塗装の費用 *40坪で換算 | 耐用年数 |
シリコン樹脂 | 110万円~130万円 | 約7年~10年 |
フッ素 | 130万円~150万円 | 約15年~ |
無機 | 140万円~170万円 | 約15年~ |
詳しくは別の記事でもご紹介しています。ぜひご覧ください。
関連記事 ▶★相場と合っているか不安という方に!旭川市の外壁塗装の費用相場を解説
費用を抑えるためのポイント
いつの間にか凍害を起こしてしまい、補修にかける費用の負担をできるだけ減らしたいと考える方がほとんどです。補修費用、外壁塗装の費用をできるだけ抑えるためのポイントを3つご紹介いたします。
▪️相見積もりを取る
2~3社程度に相見積もりを取ることで、工事費用を抑えることができる場合があります。
複数社で見積もりを比較することができますので、
・工事内容が適切か
・工事の過不足がないか
・費用相場を把握
・プランの選択肢が多い
・値段交渉ができる
というメリットがあります。
まず、工事内容について、塗装会社によって補修方法や劣化度合いの判断が異なる場合があります。複数社の見解を聞くことで、自宅の状況に合わせて最も良い修理方法を判断することができます。また、その工事内容だけで十分なのか、もしくはその他の工事も行なった方が良いのかについても確認することができます。
費用相場について、同じ工事内容でおおよそどの程度の金額で補修ができるのかを比べることができます。
補修方法の違い、使用塗料の違いによってさまざまなプランから納得いくものを選ぶこともできます。
そして、工事内容には納得したが、金額だけ折り合いがつかないといった際に、施工会社に値段交渉をするために相見積もり先の金額を考慮して交渉することができます。
相見積もりによる値段交渉次第では、外壁塗装工事の金額を下げることができる場合もあります。
▪️火災保険を利用する
火災保険は、基本的に「建物」に生じた損害を保証します。(※1)
この「建物」に外壁も含まれており、外壁が自然災害等によって損害を受けた場合には、その修繕にかかる費用が補償されます。火災保険が適用される、災害の種類について一部をまとめた表が下記になります。
災害の種類 | 主な事由 |
火災 | 住宅が火災の被害に遭った |
風災 | 台風や突風によって外壁や屋根が破損した |
雪害 | 大雪などで屋根、外壁、雨樋が破損した |
雹(ひょう)害 | 雹によって屋根・外壁・雨樋が破損した |
落雷 | 落雷により火事になった、落雷で家電が壊れた |
(※1)
保険証券に記載されている災害等により、外壁が損傷してしまった場合には、外壁塗装工事に火災保険が適用されます。例えば、修繕に必要な費用が100万円であった場合、免責金額を除く全額が補償されることもあります。(※2)
※1.契約内容によって補償範囲は異なりますので、必ず契約内容のご確認をお願いします。
※2.保険会社によって判断が異なり、申請後の査定によって補償金額が確定します。
▪️補助金制度の活用
各地方自治体で、リフォームに関する補助金制度を実施しています。
旭川市では、令和6年度の申請は受付終了していますが、「旭川市住宅改修補助金」事業を行なっています。活用を検討されている方は、旭川市のホームページをチェックしてみてください。
旭川市でおすすめの塗装会社の選び方
外壁塗装を成功させるためにも信頼できる塗装会社を探すことが重要です。
ここでは、旭川市でおすすめの外壁塗装会社の選び方をご紹介します。
実績、口コミ、評判が良い
地域での施工実績が豊富な塗装会社は、多くのお客様が選んでいる(選ばれる理由がある人気店)、経験豊富なため技術力がある等、信頼できる会社であることが多いでしょう。施工実績が少ない会社は、あまり塗装工事を行なっていなかったり、出来てから間もない会社の場合もあります。10年、20年と長持ちするための塗装工事ですので、将来も依頼できるような実績のある会社を選びましょう。施工実績や資格・許可については、塗装会社のホームページで確認できます。丁寧な対応をしてくれるかどうかは、口コミサイトなどの評判を見てみましょう。
資格・許可の有無
外装塗装は資格を取得していることはもちろんですが、施工実績や経験が豊富であることが大切です。
国家資格でもある一級塗装技能士が在籍している会社は、経験だけでなく知識も豊富な職人が在籍する信頼できる塗装会社です。
相談に対して丁寧な対応かどうか
気になる点などがある場合は、塗装会社に直接問い合わせをしてみましょう。
的確な答えが返ってくるのか、塗装についての知識が豊富でメリット・デメリットどちらも隠さずに答えてくれるのかも確認が必要です。外装塗装についてだけでなく、スタッフや職人の知識や態度なども見ることができますので、併せてチェックしておきましょう。
旭川市で外壁塗装なら、地域密着のプロタイムズ旭川店・ケエブズIFC株式会社におまかせ
凍害は、外壁が水分を吸収し、寒さによって凍ってしまった際に内部で体積が大きくなることで起こるものです。外壁にひび割れなどの症状を起こし、張り替え工事が必要になってしまうこともあります。
凍害の原因は、塗装の劣化による防水性の低下で、水分を吸収してしまう状態になっていることにあります。定期的な塗装工事によって、外壁の防水性を維持することで凍害を防ぐことができます。また、一部に凍害が起こってしまっている場合には、その部分の張り替え工事を行ない、全体の外壁塗装工事も一緒に行なうことで、お家を長く維持することができます。
費用を抑えたい場合には、相見積もりや補助金制度、火災保険の利用も検討してみましょう。
これらの制度、保険の申請サポートも当店では対応していますので、凍害についてお悩みの方、外壁塗装・屋根塗装をご検討の方は、プロタイムズ旭川店・ケエブズIFC株式会社にお気軽にご相談ください。
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